やっぱり!!と思いました。
私は普段、タバコを吸いません。
お酒の席を除いて・・・。
タスポの方式が出来た時、
色んな喫煙者から、
タスポが今なら無料で作れるだとか、
申し込み書類あげるだとか、
何度も勧められました。
その都度、そんな簡単に個人情報をさらけ出すとあぶないですよ、と話したのですが、
皆、一様に不思議な顔をしました。

下記に転載した記事を読んで、
やっぱり!!と思いました。
新聞沙汰になる内容以上のことが、
実際は行われていると考えた方が賢明でしょう。

だいたい、戦前戦後以来、タバコが原因で犯罪増加なんて聞いたことがありません。
受動喫煙、病人増加による保険診療費の増大など等、
タバコ悪人説を振りかざしたのは、
このためだったのでしょう・・・。

・・・個人的に歩きタバコは大反対です。

では、以下転載です。




たばこ協会 タスポ履歴 検察に提供 By 東京新聞 2009年7月26日 朝刊

たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」を発行する日本たばこ協会(東京)が、特定の個人が自販機を利用した日時や場所などの履歴情報を検察当局に任意で提供していたことが二十五日、関係者の話や内部資料で分かった。行方の分からなかった罰金未納者の所在地特定につながったケースもあった。

 クレジットカードや携帯電話の使用履歴はこれまでも捜査当局に使われてきたが、タスポ情報の利用が明らかになるのは初めてとみられる。

 刑事訴訟法に基づく照会に回答した形となっているが、タスポの利用者は通常、想定していない事態だけに、個人情報保護の観点から「どんな情報を第三者に提供するのか、本人に明らかにすべきではないか」と、疑問の声も出ている。

 日本たばこ協会は、共同通信の取材に事実関係を認め、「法に基づく要請には必要に応じて渡さざるを得ない。情報提供については会員規約で同意を得ていると認識している」と説明している。

 関係者の話などによると、協会は求められた個人の生年月日や住所、電話番号、カード発行日などのほか、たばこ購入の日時や利用した自販機の所在地を一覧表にして提供。免許証など顔写真付き身分証明書の写しが添付された申込書のコピーを渡した事例もあった。

 タスポの情報は、カード使用者がいつ、どこでたばこを購入したかという蓄積された履歴を見れば、生活拠点や行動パターンをある程度把握できるのが特徴。さいたま地検の場合、ある罰金未納者が、特定の自販機を何回も利用した購入歴から活動エリアを絞り込み、うち一台の自販機が、ある会社の関連敷地内に設置されていたことも判明。未納者が派遣社員としてその会社に勤めていたことを突き止めたという。

 同協会によると、タスポ発行枚数は約九百二十九万枚で、普及率は喫煙者の34・7%(十八日現在)。

 会員規約では「個人情報の収集及び利用」という項目で「会員は協会が必要な保護措置を講じた上で利用することに同意する」と規定している。